愛しい宝物、桃太郎くんとの15年:takaramomoの始まり
こんにちは!「takaramomo」へようこそ。
このブログの名前、少し不思議に思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。
実はこれ、私の愛しい家族であるワンコの名前から来ているんです。
「宝物」と書いて「たからもの」。
そして、我が家の宝物といえば、そう、桃太郎くん!
この二つを合わせて「takaramomo」と名付けました。
ちょっとしたダジャレですが、それくらい桃太郎くんは、私にとってかけがえのない存在なんです❤
そんな桃太郎くんが、我が家にやってきたのは2009年5月5日。忘れもしない、こどもの日のことでした。
彼は茅ヶ崎にある「ぺぺ」さんというお店からやってきたんです。
「なぜ、わざわざ茅ヶ崎から?」そう思われる方もいるかもしれませんね。
そこには、ちょっとしたご縁と、日本のペット事情について考えさせられる経緯がありました。
運命の出会い、そして家族の絆
日本では、ガラス越しに小さなワンコやニャンコが並んでいる光景をよく見かけます。
でも、その子たちがどこで生まれ、どんな親から育ったのか、考えたことはありますか?
当時、すでにワンコを飼っていた会社の同僚が、そんな疑問を私に投げかけてくれました。そして、「ブリーダーでもあるヨークシャテリア専門の『ぺぺ』さんを訪ねてみては?」と勧めてくれたのです。
正直なところ、私は生まれたばかりの子を予約しに行くつもりでいました。
ところが、娘と主人は、お店の窓際で無邪気に遊んでいた小さなワンコに、すっかり心を奪われてしまったのです。
それが、後の桃太郎くん!その頃の彼は、人見知りもせず、吠えることもなく、まるで昔からそこにいたかのように、すんなりと私たちの車に乗って、我が家へとやって来ました。
娘の願いが叶った日
そもそも、ワンコが欲しいと言い出したのは、当時まだ幼かった娘でした。
「中学受験に合格したら、ワンコが欲しい!」
親が勧めたわけでもないのに、娘は自ら中学受験に挑みました。
しかも、かなりの難関校だったので、「まさか合格するわけないよね?」なんて、内心思っていたんです。
ところが、3回目の挑戦で見事に合格!
これには本当に驚きました(^_^;)
合格した途端、娘は中学校生活で忙しくなり、ワンコどころではなかったかもしれません。でも、「約束は約束だから!」と、私は密かにワンコを探し始めたのです。
↑受験の神様「北野天満宮」
最初は保護犬を迎えることも考えました。
しかし、保護犬は心に傷を負っている子も多く、できるだけ家にいてあげられる環境が求められるとのこと。
当時、私も働いていたので、残念ながら保護犬を迎え入れるのは難しいと判断せざるを得ませんでした。
海外では、保護された動物たちが新しい飼い主さんの元へ行く前に、心のケアをしっかり行う制度が浸透しています。
それに比べると、日本ではまだまだそうした体制が整っておらず、悲しいことに殺処分が減らない現状があります。
犬や猫が「モノ」として扱われがちなこの国の現状に、胸が締め付けられる思いです。
動物が苦手だった私が、ワンコの魅力に目覚めるまで
実は私、実家に犬がいたにもかかわらず、一度も触ったことがないほど、動物が苦手でした。
だから、桃太郎くんが我が家に来た当初は、どう接していいのか戸惑うばかり。
ヨークシャテリアを「ヨーキー」と呼ぶと聞き、「陽気な犬?」なんて真顔で言ってしまったほどです(笑)。
「じゃあ、陰気な犬もいるの?」なんて、今思えば笑い話ですが、それくらい動物との関わりがなかったんです。
そんな私が、今では桃太郎くんのいない生活なんて考えられません。
トリミングに行っている数時間でさえ、寂しくて仕方がありません。
もし、彼がいなくなってしまったら、思い出が詰まったこの家にはいられなくなる気がしています。
それほどまでに、桃太郎くんは私の心に深く根付いています。
宝物との時間、そしてこれから
気がつけば、桃太郎くんも15歳になりました。
犬は7歳からシニア期に入ると言いますが、本当にあっという間の15年でした。
定期検診に狂犬病の注射、ワクチン接種など、ワンコとの生活にはお金もかかります。
10歳を過ぎた頃からは、少しずつ持病も増えていきました。
動物病院の先生の紹介でしか診てもらえない専門の病院にも行ったほどです。
待合室で待っている間は、心配で心配で、気が気ではありません。
でも、どんな時も、ただただ「一日でも長く一緒に過ごしたい」と願っています。
ちなみに、「桃太郎くん」と名付けたのは、もちろん娘です!
家では「桃太郎」と呼んでいますが、外では「桃くん」と呼ぶことが多いですね。
最近では、娘が桃くんの洋服を作ってくれるようになったのですが、フリルを裾に付けるので、よく女の子に間違えられています(笑)。
今回は、このブログ「takaramomo」のタイトルであり、私のペンネームの由来でもある、愛しい桃太郎くんとの出会いをご紹介しました。
ペットを愛する皆さんなら、きっと共感していただけたのではないでしょうか。
あなたのワンコやニャンコとの出会いの物語も、ぜひ聞かせてくださいね!